Dkという名の何か

見えない敵と戦いすぎ

意味があるとかないとか考えちゃいけないんだ。 たぶん。 - 「結局、僕の場合昔の本が積みっぱなしなのが悪いんだよね」 さも大発見、みたいな顔をしている先輩だけど、そんなのはとっくの昔にわかってますから。過去の遺産が積み重なってこうなってるんです…

本はもう出来たのに

いろんな意味でもう本当にいいじゃんと思うのですが。 がががが。 - 「やあ、お疲れさま!」 「……なんでそんなに笑顔なんですか」 思わずとげのある声になってしまったけど、今回は許されるんじゃないかな、と思う。というか、それより無駄ににやにやしてる…

またしても嵐

本当に勘弁してください、という感じですが明日は新潟です。 ……なんでこんな状況に。 - 「なんかまた雨らしいね」 わざとらしい口調の先輩を、はいはいとあしらう。かまってるとつけあがりますからね、この人。 にしても。 ここのところ、どこかに出かけよう…

投げっぱなしジャーマン

明らかに疲れてるのがにじみ出てる感じで、どうかひとつ。 - 「いっつも思うんだけどさ」 不審そうな顔でひとの部屋を見回してから、先輩が言う。 「ここホントに君の部屋? 片付きすぎだよね?」 「それどんなミステリですか」 そもそも、先輩を騙しても特…

まだまだリハビリ

ところでたまには書いておかないと。 「実在の人物とは無関係です」 おわかり? - 「それで、何をどうやったら昨日買った本がもう行方不明になるんですか」 「理由がわかれば僕が知りたい」 いつ来ても混沌の欠片満載な——ただし、これを集めて再構成しても、…

のーふゅーちゃー

りはびり、りはびり。 - 「あのさあ」 なんだか苦虫をかみつぶしたような顔をした先輩が、不機嫌そうな声で言う。 「別に僕、無理しろとは言ってないよね」 「ええ、まあ……一応?」 どうもあんまり僕好みじゃない、ちょっと重たい空気になりかけたので、そん…

あっさり仕上げ

お疲れなので速攻で。 こうやって、変に日常に絡めるから、なんだ日記かとか言われますがすべてはフィクションです。 すべては。 - 「それじゃ、今日はもう帰るんで」 文字通り部室に顔だけ出して、そそくさと退散しようとしたら、ちょっと待ってよと先輩に…

空も飛べるはず

無理でした。 自転車では、飛べませんでした。 一瞬しか。 いや、前に飛んだのは初めてでした。ぽーんって。 奇跡の生還とまでは言わない。 - 「あのさ、何がどうやったらそうなるわけ?」 うわ、先輩の声が堅い。それも無茶苦茶、というレベルで。約束の時…

ぼんやり系

需要など知らぬわー。 そしてにわかにマジメに長編書けよ熱が一部方面で高まっておりますが、しばらくゆっくり考えますというかまだほとんど何も考えてないんだよ! 変にラストシーンだけなんかあるけど。 どう繋げたもんか。 それはそれとして今日の。 連続…

ほどほどのテイスト

本来このくらいが僕の基本形、のような。 あー、まあこれでも少々意図的に何か増量させてはいますが、こんなもんかなあ、という。 ほのぼの。 - 「本だけ読んで過ごせればいいんだけどなあ」 んー、と大きくのびをしつつ先輩が言う。お昼からこっち、ぶっ続…

リライト的な

このネタは前やったよなあ、と思いながらも、別に以前書いたヤツを見返してるわけでもないので、扱いはよくわかりませんが。 ここのところ毎日そんな感じなので、どうにかしたい気はしつつ。 あ、あとなんかたぶん50になったかこえたかしました。 おめでとう…

実際やめても怒られはしないと思う

続けるにしてもやめるにしても、どっちも理由はないんだけど。 んなー。 ということで今日の。 - 「あっついなぁ……なんでクーラーないわけ?」 「ないものはないんです。贅沢言わないで下さい」 ぶーぶー言いながら、扇風機の前に陣取る先輩。そこは譲ります…

気持ちとしては二次創作

分類上っていうかなんていうか。 いろいろアレ過ぎて、少なくともオリジナルだとはまったく思ってないし、実際違うよなあ……外野も含めて。 っていうか外野の人は異議申し立てとか権利とか主張していいと思う! してどうなるか知らないけど! そしてこのネタ…

やまなしおちなしなかみなし

全部帰りの電車が止まったのが悪い。 しょんぼり。 でも別に電車が止まる話ではありません。 それでもよかったんだけど。 - 「いや、よく降りますね!」 絶賛テンション下降中、という感じの先輩に気を使って、出来る限り明るく話しかけてみた……んだけど、電…

先行投資のような気もしてきた

なんか元締め様が第二弾とか寝言言ってるし…… でももう十分第二弾分だよねこれ。きっと。 - 「昨日は一冊も読まなかったんですよ」 「ごめんよく聞こえなかったんだけど」 何を言ってるんだこいつは、という顔をしている先輩に、もう一度繰り返す。 「だから…

校正も終わったのに

編集長様からひとまずOKいただいたので、完全にやるべきことは終了。 ……なのになんでまだ書いてるわけ? どういうことなの? - 「もう、寄ってこないで下さいよ先輩。暑いんだから……」 「そこが一番風が通るんだよ。君がどけばいいじゃない」 「いーやーでー…

初心に返りたい

なんかいろいろそういう感じです。 リセットっていうかリフレッシュっていうか。 んー…… - 「最近あんまり読めてない気がする」 むむむ、という顔をして先輩が唸っている。とは言っても、何冊くらいですかと聞いて返ってくる数字は、世間一般からすれば十分…

なるようになる、なるようにしかならない

やっぱり基本世界が閉じてるので、なんか広げたいなあと思いつつ、落ち着いて考えたらそれはそれで止まっちゃったりしそうでもあり。 - 「さすが先輩ですね」 「いや、別にそういうわけじゃないでしょ」 ちょっと困り顔で頬をかく先輩の手には、びっしりと文…

塵も積もれば五分の一くらい

なんか完成品の六分の一弱相当なページ数が、自分のアレに割かれてるんじゃないか疑惑。 おかしいですよ編集長! でもあれだけぎっちり字を詰めて、三段組みにしてそうなんだから…… そして連続して読むと胸焼けしそうで、つらくて飛ばすレベル疑惑も。 怖す…

さぼってもいいんじゃないかとは正直思う

そして頭が寝てるからネジがゆるんでるなこれ…… 若干やりすぎた気配。 でもめんどくさいから直しません。 一発書きクォリティ上等、それがこの企画。 - 「ねえ、どういうことさ」 朝からなんだかご機嫌ナナメの先輩。普段あんまりそんな顔しないから、妙に迫…

謀ったなでるたん

Dk本の校正が上がってきて、戦々恐々としながら見ていたのですが、話の収められてる順番にふきました。 やりおった、やりおったわでるため!!! かの人は本気なのだと身にしみました。 もう知らないよ…… - 「疲れた……」 ライブ会場を出た直後は、興奮冷めや…

第二弾って食べれるの?

そんな不穏な単語が飛び交う今日この頃。 締切後に書いた分は、自動的にストックされているそうです。 なんて恐ろしい…… まあでも、それはそれで置いとくとしても、誰かさんがいない間にサボってたら、後で「なんで書いてないの!(ばんばん!!」とかそんな…

疲れているので番外編に逃げます

正直、キャラが増えるので自由度が上がって楽なんです。 ……でも今日気がついた。 これそれなりにまじめに考えないと、いつもの以上に話の中身がなくなるってことに!(遅い あと、まだまだ出してない人たちがいるので、やっぱり一回ちゃんと考えて整理してみ…

ロスタイムどころの騒ぎじゃない

いやもう試合終了してるし。 じゃあなんなんだこれ、って聞いたらラブレターとかひどいこと言われました。 らぶはねーよらぶは。 - 「やあ、悪いね」 言葉とは裏腹に、ちっともそんなことを思っていないような様子で、ずずずずとうどんをすする先輩。別にい…

習慣付くって恐ろしい

生暖かくまだまだ行けると言われたので。 リーマンか学園、という話もありましたが、正直前者はこの作風だと料理しづらい(誰か見本書いてくれたら、それベースにアレンジは出来なくもないとは思います)、後者は未だキャラが固まらない(今日たまたま、レー…

再び迷走中

前も一回迷走したんですが、今回は明確に締切が終わった、っていうのが大きいのかなあ。 何か違う切り口を考えなきゃいけないのかしらん、と思いつつ。 そんなこんなの迷走中なので、内容的にはノーコメントで。 バランスって難しい。 - 「こんなの送ってこ…

夜のテンションは恐ろしい

こんなの書いてるからリリカルとか言われるんですよ。 でもいいじゃん、別にそこに/それに夢見たって。 現実はもっといろいろアレなのは重々承知ですが、それでもこちとら物語喰って生きてきたんです、これからだってそうやっていくよ。 きっと。 - 「うーん…

もう七月だからいいじゃんかよ

さすがに六月が真の締切だったんでしょう……? 締切次郎さんはもうおらんのや…… - 「それじゃ、いいか?」 「ええ、どうぞ」 先輩と二人、静かに向き合う。どこか剣呑な空気に、どちらともなくごくりと喉を鳴らす音。 そして。 「せーの、どん!」 そんなかけ…

キャラを固める気がないよねという番外編

本日はちょっとアルコールが入っておりまして。 なのでそれを言い訳に。 あじゃぱー。 - 「お邪魔してるわ」 放課後、いつものように部室に顔を出した僕を出迎えたのは、あまり積極的に関わりたくはない御方のそんな声。思わず、間違えましたと回れ右……しよ…

ダークナイト見ながら書いてました

俺の頭がおかしい。 でもだいぶ自重したと思うんだよねこれ。 あ、あとなんか昨日の続きを一部で要望されたんですが、気が向いたらということで。 正直、その折にそちらで考えていただいた展開だけでもうおなかいっぱいでした。 書かなくていいじゃんかよ! …