……やるしかないのか

今日もお仕事お疲れさまでした。
以下疲れてるのよ貴方的な何か。
意味が分からないひとはしあわせです。
そのままのあなたでいてください。

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『話があるんだ』
 普段はどこまでも軽薄な相手が、思い詰めたような顔でそんな台詞を口にしたら、誰が断れるんだろうか。
「……いや、断れるんだけどね?」
「なんだよー聞いてんのかよー」
「はいはい何ですか先輩」


「だから、俺のコモリちゃんがさぁ……」


「そもそもそれ、ただの烏龍茶ですよね」
「おう、混じりっ気なしの100%烏龍茶だ!」
 無駄に爽やかな笑顔がうざいです。
「……それで、なんで酔っ払えるんですか」
「酒の匂いだけで十分だ」
「だったら飲み屋なんかにしなきゃいいのに」
「ばーか、酔わなきゃやってられねぇだろうが。それに」
 そこで不意に言葉を切って、にやりと笑う。
「お前飲むじゃん? 付き合わせんだからそれくらいサービスさせろって」

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……昨日からそんなのが脳内サンバを踊っていてばくはつしたい。
もうだめだ。