その一瞬を

結局のところ、リアルなのかどうかも他者の評価なんかも明後日の方にうっちゃって、自分にとって核になる・起点となるトリガーがあるかないかなのだろうなあ、とぼんやり思う今日この頃。
出会うかどうかは、まあ運次第。


件のラブライブ
https://twitter.com/konkon0/status/293739260614422528
これがまさにその瞬間だったわけですが。
どの場面のコメントかはお察し下さい。


でもって、そういう起点を手に入れてしまうと、もう原典は原典として尊重しつつ、揺るがない何かは出来上がってしまったりするわけで、その辺特に今回に限らず自分はよいファンではないなあ、とかなんとか。


CDは休日にだらーっと全部通して聞いて、さてこのギャップを今後埋めてくるのか、あるいは違う味付けで攻めてくるのか、というところ。
非常にいいポジションに今のところ留まっている副会長(謎のパワーとかいらんかったんや!)、食いしん坊万歳よりアイドルスキーの花陽(でもお話が結構なテンポで進む中、前に出る姿勢は魅力的)、違った方向でギャグ要員にされつつある海未(ブシドーと顔芸とどっちがいいか選べ、みたいな)。
とりあえず、エリチカさんがいつハラショー言い出すか楽しみにしながらはよ加入しーなと見守りたいと思います。
曲はベスト盤で基本聴いていたことになりますが、ソロの穂乃果、未収録曲もさることながら、あまりキャラ縛りの強くない歌い方(反対に、縛りありつつも、リリカル・ポップ・クール、一通りこなせることりもまた善し)もあるせいか、非常に可能性を感じる一枚だと思ったり。
これは中の人、もっといろいろやってみてほしい。


さらに余談。
前回の歌詞の話。
引き合いに出そうと思っていたのが、テイルズオブレジェンディアの『蛍火』。
劇中、短いながら非常に印象的なシーンで使われ、挿入歌としては高威力を発揮する名曲なのですが。
これ、サントラでフルコーラス聞いて度肝を抜かれた曲でもあります。
歌い出し、『あれからどのくらい時が経ったのだろう』と入り、次が衝撃の『今はもう地下鉄の新しい駅ができて』と繋がります。
えええ、ゲーム挿入歌じゃなかったの!?、という。
タイアップ曲を切り貼りして綺麗にOPに合わせるのも(あるいは、そのままでもはまる曲を持ってきたりもしますが)テイルズお家芸ですが、これは挿入歌にも関わらずその手法で、こういうのもありなのか、とがつんとやられました。
歌に言葉を載せる、という方法の、これもまた一つの形であると思います。


で、まだ余談。
レジェンディア。
これ、わりとテイルズシリーズでもお約束踏みつつ鬼子な作品だと思うのですが、言いたいところは数あれど、自分の中では歴代最上位ランク。
本編のなんでアイツがアレでお前がソレなのよ、という結末に憤慨していると、キャラクエがもういちいち完璧すぎて。
エバーライトはここにあり!」が好きすぎる。
そして音楽、冒頭最初のダンジョンである階段滝からいきなり名曲すぎて、もうあの瞬間サントラよこせのレベル。
ホントね、いろいろとなんとかならんかったんかいの多い作品ですが、それ以上に突出していい場面の多い作品です。
2とかリメイクとか出していいのよ。マジで。