『GENEZ-6』(深見真)
- 作者: 深見 真,mebae
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 文庫
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1.カルタ
2.まさかのアレ
そうだよなあ、ゴーレムがありなんだからそういうものもありだよなあ……
でも正直ぶったまげたよ!
と、それはともかくとして。
バビロンとどんぱちやっていく話になるものだと思っていたら、どうも雲行きが怪しくなってきました。
敵は何処にいて、何を倒すのが正解なのか。
まさかまさかの竜牙兵でした。
ドラゴントゥースウォーリアー。
どこのロードスですかここは。
とはいえ、言ってしまえばそもそもギルガメシュ自体が既にトンデモなわけで、自律型ゴーレムだって闊歩する世界、何が出てきても不思議じゃない。
きっとこれはまだジャブなんだろうと、今のうちに腹をくくっておくことに。
銃器ドンパチも、まだ見ぬ生物をモデルにしたGENEZとかも熱いのですが!
そんなこんなの仕掛けで楽しませてくれつつ、本編はわりと急展開。
いずれの組織も一枚岩ではなく、目的の見えない思惑が交錯。
正義の味方ではなく、傭兵たる彼らが倒すべき「敵」は果たして何か。
あれで終わりなわけもないニキの暗躍も始まっているし、次もまたヘヴィかつタフな展開が待ち受けている予感。
しかし、七湖はあの腕が折れてものシーンを見ると、ああいうこと出来るようになったんだなあ、と思うと、良いのか悪いのか……