『蒼穹のカルマ 7』(橘公司)

蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)

マキナは犠牲になったのだ……という感想が散見されますがだいたいあってる。
人生下り坂真っ最中のマキナさんがんばれ。
でもこんな目にあったら次の日から職場に行けない。
無理、絶対。
ピコハンの性能を聞いた時点で、これはそういう話かな、とうっすら思っていたら、その通り気がつけばいい話でした。
もちろん、我らが変態おねーちゃん・カルマさんが端々で台無しにして下さっていますが。
この残念感がカルマさん。
でも今回はちゃんと見せ場も格好良いイラストもあったので、それでどうにか……カラー口絵とかP285とかは仕様です。


特一級の能力者揃いなのに、諸々でイマイチ活躍出来ないゲストの皆さん、今回はゆらゆらコンビのターン。
わりと正当に万能ですねこの人たち。
そしてそろそろ誰が何という説明もなく居る辺りが、またなんとも。
まあ、魔王さまもぬいぐるみが板に付いてきたし、その辺は適当で良いですね、別に。


リサ編(?)も今回で終了、次回は鎧の人が活躍するのかな、という感じですが……やっぱりこの人もアレなのか。
本編中の言動はなかなかに危なそうな感じでしたが、果たして。