ゴールはない、だけどスタート地点は確かにそこに——あるいは、ひよっこラブライバーの戯言

結局更新してないじゃないですかそうですね。
モバマスSSというか比奈的なあれは、やっぱり次はごぜーますになる予感。
ふたりあわせて、になひなー!(特に語呂はよくない
そんな話かは知りません。


さておき。
最近めっきりラブライブな感じで、どうしたの……とは別に言われてませんが、その辺りの話。


アニメ1話、演出面は特に引っかかりを覚えることもなく(いきなり歌い出すのがうんぬん、については前例はいくらでもあるし、車道飛び出すのはアカンとかそれくらい)、ほへーと見ておりました。
いやいやお前この学校ちょう人いるじゃんよゆうじゃん、とかは思いましたが(3話に至ってもまだ思ってますがそれはこの際もういい)。


別に、アニメが始まるまで知らなかったわけでもありません。
そういうコンテンツがあるのは知っていたし、裸一貫的なところからここまで来た、というのも漠然と把握していました。
でもそれだけ、それ以下でも以上でもなかったわけです。
そこに、アニメ始まったしベスト盤出たし推しの人も見かけるし、でふふふんとベスト盤をぽちり——どういうわけかすっころびました。
全曲最高、とまではいかないものの、ピンと来た数曲で十分元は取れたし、これはアニメもこの先楽しめるだろうなあ、と。
ここまでが第一段階。


アニメ2話……は顔見せ的な部分も多く、平穏無事に過ごし、そして3話。
3話です。
あの話が、印象をがらりと変えてくれました。
——廃校を阻止するためにアイドルになる。
スクールアイドル、という存在のヒエラルキーがなんかえらいことになっているあの世界において、それはなんら間違った行為ではないのでしょう。
がしかし、自分にとって「アイドル」とは「プロ」と同義であり、何かの手段としては成り立たないもので。
故に、曲は好きだけどお話はどうなるんかな、でした。
……ここまでは。
それをあの光景が、無人のホールが、その一瞬だけで。


ああまずいなあ、と。
正直そう思いました。
きっとこれから、ここから、この物語を好きになるんだろう、と。


覚えておくべきスタート地点、鮮烈に見せられたそれと、続く彼女たちの決意。
ここに至り、ようやく自分にとって「ラブライブ」という物語は始まりました。
廃校うんぬん、は僕の印象はともかくとして、お話の一つの軸であるのは間違いない以上、最後までついてまわるファクターではあるでしょう。
けれど、そこに同列かそれ以上に、「アイドルになりたい/でありたい」という想いが並び立って、ここから先のエピソードが続いていくと、そう思えたのです。
正解かどうか……は、これからの放映が示してくれることなので、まだ何とも言えませんが。
はい第二段階。
この辺でもうかなりアレですね。うへえ。


そして第三段階。
まあこうなったら買うよねの1stライブBD。
ようやく時間が取れて見たわけですが。
まあ、1曲目の堅さとか、MCのおっとっと感とか、そういうのもありつつ、のほほんと見ていたところに。
DISC2・MC5
アニメから入った新参者に、これを見ていいのだろうかと本気で思いました。
愛されているコンテンツ、というのは今までにも見たことがあったわけですが、現段階でまさに愛されながら次のフェイズに進むその瞬間、というのは、おそらく初めてです(同人→プロ、みたいな流れはいろいろとリアルタイムであったりしますが、これはそれとはまた違う流れなので)。
さて、これを見てしまってどうするのか。
まだ何も考えてはいませんが、ともあれもう揺らがないよね、とだけ。
本当の意味でそれを感覚として受け取ることは出来ないとしても、ここを自分にとってのスタート地点として覚えておけるでしょう、きっと。


どこまでいっても次のフェイズがあるだけで、ゴールのない道程。
それでも、見ている方向は変わらずあるはずで、スタート地点が違っていても同じ方向は見られるはず。
それなら、後ろからゆっくり追いかけていこうかなと、そんなことを思ったりしつつ。




——んで。
今のところのキャラ推しは、アニメ準拠で会長。
アニメ準拠、というのは、ライブBDのおまけドラマ聞く限り、わりとキャラの味付けが違うので。
今の状態からあそこまで皆馴染んでいくのかどうなのか。
あの全方位ツッコミ兼振り回され担当の会長もよいですが。
あと海未と真姫はお前らホントに同一人物か。ノリノリだろ。


ともあれ、三人娘以外はまだまだ顔出し状態、他メンバーがどんな表情を見せてくれるか楽しみにしつつ、今後の放映を待ちたいところです。
BS派なので関東組との時間差にギリギリしつつ。
しゃーない。